一日一斎物語 (ストーリーで味わう『言志四録』)

毎日一信 佐藤一斎先生の『言志四録』を一章ずつ取り上げて、一話完結の物語に仕立てています(第1066日目より)。 物語をお読みいただき、少しだけ立ち止まって考える時間をもっていただけたなら、それに勝る喜びはありません。

江戸末期、維新を成し遂げた志士たちの心の支えとなったのが佐藤一斎先生の教えであったことは国史における厳然たる事実です。
なかでも代表作の『言志四録』は、西郷隆盛翁らに多大な影響を与えた箴言集です。

勿論現代の私たちが読んでも全く色褪せることなく、心に響いてきます。

このブログは、『言志四録』こそ日本人必読の書と信じる小生が、素人の手習いとして全1133章を一日一章ずつ拙い所感と共に掲載するというブログです。

現代の若い人たちの中にも立派な人はたくさんいます。
正にこれから日本を背負って立つ若い人たちが、これらの言葉に触れ、高い志を抱いて日々を過ごしていくならば、きっと未来の日本も明るいでしょう。

限られた範囲内でも良い。
そうした若者にこのブログを読んでもらえたら。

そんな思いで日々徒然に書き込んでいきます。

第1880日 「ドッシリ」 と 「のろま」 についての一考察

今日の神坂課長は一日中社内で仕事をしているようです。

「大手のメーカーさんは次々に自宅待機になっているけど、ウチのようなディーラーは納品があるから、そうはいかないもんな」

隣の大累課長に声を掛けたようです。

「そうですね。だけど、我々マネージャーは担当を持っていないので、納品はありませんからね。用もないのにお客様のところに行くのも難しい状況ですし、今何をすべきかは悩みどころですね」

「そうなんだよな。新規は無理にしても、ウチにとって重要なお客様のところを訪問するチャンスだと思っていたけど、訪問を自粛してほしいと言ってきている施設も増えてきて、それも思うようにはいかないんだよなぁ」

「ここはドッシリと構えておくしかないんですかね?」

「本当はな。だけどよ、お前とか俺の場合、本人はドッシリしているつもりでも、メンバーから見たら、ただ何もしていないという風に見えるんじゃないか?」

「たしかに。そもそもドッシリしているのが苦手なタイプですからね、お互いに」

「そういえば、一斎先生の言葉に、厚重は良いが、遅重はダメ。真率は良いが軽率はダメだという意味の言葉があった」

「難しいですね。どういうことですか?」

「つまり、ドッシリは良いけど、のろまはダメ。正直で素直なのは良いけど、軽はずみはダメという意味だ。ドッシリとのろま、正直と軽率は、似ているようで全然違うから気をつけろ、という意味だろうな」

「なるほど、神坂さんの場合、ドッシリしていないし、軽率に見えますから、気をつけた方がいいですよ」

「やかましいわ。その言葉、そっくりそのままお返しするぜ」

「しかし、こういう会話もいつものテンポでできないですね。これだけ距離が離れていると」

「これがソーシャルディスタンシングということらしい。日本語で言えって感じだけどな」

「社内でここまでやらなきゃいけないなんて、本当にCOVID-19はやっかいになってきましたねぇ」

「すでにお前が罹患者かも知れないからな」

「神坂さんこそ、夜の街を出歩いていた人だからヤバいですよ」

「俺は一杯飲み屋にしかいかない。キャバクラはだいぶ前に卒業してるよ」

「でも、このソーシャルディスタンシングには良いこともありますね」

「なんだよ」

「先輩の暴力が及ばないという」

「そんなことはないぞ」

「痛てぇ。何ですかそれ?」

「割りばしで作ったゴム鉄砲だ。あんまり暇だから作ってみた。これでいつでも攻撃可能だ」

「ガキか!!」


ひとりごと

軽率という言葉は知っていても、真率という言葉を知っている人は少ないのではないでしょうか?

かくいう小生も知りませんでした。

リーダーたるもの厚重かつ真率であるべきだと一斎先生は言います。

ところが意外と自分はそのつもりでも、他人からみると遅重かつ軽率にみられているかも知れません。

いまこそ、厚重と真率の意味をよく理解し、実践すべき時なのではないでしょうか?


【原文】
人は厚重を貴びて、遅重(ちじゅう)を貴ばず。真率を尚(たっと)びて、軽率を尚ばず。〔『言志晩録』第246条〕

【意訳】
人はゆったりと重々しいことを尊ぶが、のろまで鈍いことは尊ばない。また、正直で飾り気がないことは尊ぶが、軽率であることは尊ばない

一日一斎物語的解釈
ドッシリしていることと遅鈍であることは似て非なるもの、正直なのと軽率なのもまた似て非なるものだ。


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第1879日 「自慢」 と 「隠蔽」 についての一考察

定時後、営業2課の石崎君が後輩の梅田君と談笑しているようです。

「お客さんと一緒に旅行に行くなんて、ザキさん、すごいっすねぇ」

「まあね、たぶん俺には人に好かれる何か特別な才能があるんだろうなぁ」

「人に好かれるための努力とかはしていないんですか?」

「全然! 自然に行動すると、お客様に声をかけてもらえるんだよな」

「マジっすか?」

「おいおい、少年。君は体も小さいが、人間も小さいねぇ」

「な、なんですか、神坂課長。盗み聞きですか?」

「誰が盗み聞きやねん! お前ら普通にデカい声で会話してるんだから、聞こえるだろう」

「チビで悪かったですね!」

「アホ、そっちじゃねぇわ。後輩に自慢話をしていることが小さいって言ったんだよ! 一個上の先輩の自慢話なんて参考にもならないよな、梅田」

「い、いや、そんなことはないですよ。ザキさんは、尊敬できる先輩です」

「本当にそう思ってる?」
神坂課長が意地悪い顔で梅田君を見つめています。

「せっかくのコミュニケーションを邪魔する神坂課長の方が人間が小さくないですか? なぁ、梅ちゃん」

「そ、それは・・・」

「やかましいわ! いいか、石崎。後輩に対しては、自慢話なんかしないで、もっと失敗談を話せ。後輩からしたら、そっちの方がよっぽど勉強になる

「そんなに失敗しないですから、俺」

「お前はドクターXか! 俺が、どれだけお前のケツを拭いてきたと思ってるんだよ」

「記憶にないんですよね、あんまり」

「お前は今すぐ政治家を目指せ。営業マンより向いているかもな。いいか、若者よ。他人に長所を語るな。むしろ短所を語れ。自分の短所を素直に認める奴が人に好かれるんだよ

「あっ」

「なんだよ、石崎」

「それです、それ。私はお客様に、自分のダメなところを先に話をします。そういうところがあったら指摘してくださいって!」

「だから、ザキさんはお客様に好かれるんですね?」

「そういうことみたい」

「なるほどな。お客様には好かれるけど、梅田に好かれないのはそこだな。梅田には自慢話ばっかりしているんだろう? じゃあな、お先に帰ります」

「え、梅ちゃん、俺のこと嫌いなの?」

「ちょっと、神坂課長! 勘弁してくださいよ、私は一度もそんなこと言ってないですって!!」

居室に梅田君の声がむなしく響き渡ったようです・・・。


ひとりごと

自分の長所は自慢したくなり、自分の欠点は隠したくなるのが人情です。

しかし、その逆でなければいけないと一斎先生は言います。

たしかに良好な人間関係を築くには、それが一番なのかも知れませんね。


【原文】
己の長処を言わず、己の短処を護せず。宜しく己の短処を挙げ、虚心以て諸を人に詢(と)うべし。可なり。〔『言志晩録』第245条〕

【意訳】
自分自身の長所については語らず、また自分の短所も擁護しない。ただ短所を認めて、真摯に他人に相談するべきである。

【一日一斎物語的解釈】
他人に長所を自慢せず、むしろ短所を素直に認めて虚心坦懐に接する。これこそが人間関係を良好に保つ秘訣である。


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第1878日 「短所」 と 「長所」 についての一考察

今日の神坂課長は、新美課長の相談を受けているようです。

「そうかぁ、相変わらず廣田は自分に自信が持てないんだな」

「はい。私から見たら決して社交性がないわけではないと思うのですが、本人は対人折衝が苦手だと感じているようです」

「要するに結果が出ないのは、対人折衝が苦手だからだと思っているわけだな?」

「えっ? 違うんですか?」

「よく、営業には向き不向きがある、なんていう奴がいるけど、俺はそうは思わない。営業という職種は間口が広いんだ。どんなタイプの人間でも成功できる職種だと思っている。そのかわり究めようと思えば果てしない世界ではあるけどな」

「もう少しわかりやすく教えてください」

「つまり、結果が出ていない営業マンというのは、自分の性格と目指すべき営業スタイルにギャップがあるんだよ。廣田のように話すのが苦手な人間が、流暢に製品説明をする営業マンを目指してしまう。それだと、途中で挫折してしまう」

「なるほど」

「しかし、世の中には話すのがそれほど得意でなくても、ちゃんと結果を出している営業マンだっているだろう。たとえば、お前もそうじゃないか」

「たしかに、若いころは、神坂さんや大累さんみたいにペラペラとあることないことを話すのを見て、私に同じことができるかなと思いました」

「あることないこと、は余計だ! 俺と大累は詐欺師か?!」

「あ、すみません。つい本音が・・・。それで、私はとにかく事実やエビデンスをしっかりと説明できる営業マンになるしかないと思ったんです」

「そういうことだよ。それを廣田に話してやってくれよ。きっとあいつが目指しているのも、俺たちみたいなあることないことを話す営業マンなんじゃないか?」

「きっとそうです」

「おい、そこは否定しろ。人間って自分の長所には意外と気づいていないことがある。それを教えてあげるのも上司の役割だ

「そうですね。彼の分析力は非常に優れています。それを活かした営業活動ができないかを一緒に考えてみます」

「その後の報告を楽しみにしているよ」

「ありがとうございます」

「ただし!」

「?」

俺たちリーダーは、自分の短所をしっかりと見極めて、それを矯正することを心掛けなければいけない。たとえば、俺の場合は、あることないことをペラペラしゃべってしまうことが欠点のようだから、ファクトとエビデンスを語ることを心掛けないとダメだろうな!」

「そうですね、是非頑張ってください!」

「おい、だから、そこは否定しろっつうの!!」


ひとりごと

一斎先生の『言志四録』の素晴らしさは、こうした章句にありますね。

普通の本だと、「短所を捨てて長所を見ろ」だけで終わることが多いのですが、一斎先生は違います。

ただし、「自分自身は短所の矯正を目指せ」と大切な言葉が付け加えられています。

他にも、「人各々分有り、当に足るを知るべし。但だ講学は則ち当に足らざるを知るべし。」という章句があります。

ただ、「人それぞれの分際を理解して足るを知れ」で終わりません。

「学ぶという事だけは、足るを知っていけない、常に不足を覚えよ」と諭してくれます。

これこそが、小生が『言志四録』に惹かれる最大の理由なのです。


【原文】
人各おの長ずる所有り、短なる所有り。人を用うるには宜しく長を取りて短を舎つるべし。自ら処するには当に長を忘れて以て短を勉むべし。〔『言志晩録』第244条〕

【意訳】
人にはそれぞれに長所と短所がある。人を使う際にはその人の長所を活用し、短所は用いないようにすべきである。自らが事に当たる場合は、自分の長所を忘れて、短所を改善するように励むべきである

【一日一斎物語的解釈】
同僚や部下に対しては、長所だけを見て活用することを心掛けよ。しかし、リーダー自らは自身の短所の矯正に務めよ。


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第1877日 「難事」 と 「爽快」 についての一考察

新年度を迎え、営業部では期初会議の資料作成をしているようです。

「じゃあ、石崎君は器械の集計をしてくれる? 私は、デバイス(消耗品)のアイテム別計画値をまとめるから」

「え、山田さん。そっちの方が大変ですから、私がやりますよ」

「大丈夫。長年やってきているから、慣れているのでね」

「カッコいいなぁ。カミサマだったら、絶対面倒な仕事を私に回してきますよ」

「以前の神坂課長ならね。今は違うんじゃないかな?」

「そうですかねぇ? あのオッサンは面倒くさがりだから」

しばらくすると、神坂課長が部長室から出てきました。

「参ったなぁ、COVID-19の影響を数値化してくれと頼まれちゃったよ」

「課長、COVID-19の影響でどれくらい症例が減り、それによってどれだけ売り上げが落ちたかを調べるということですか?」
山田さんが質問しています。

「そう。それと仮にこの状況が7月まで続いた場合の上期の予測も知りたいと言われた」

「なるほど」

「神坂課長、それ私がやりましょうか?」

「お、石崎少年。どうした、4月になって心を入れ替えたか?」

「違いますよ、私は元々ポジティブです! 山田さんが、デバイスの集計をやってくれるというので、それなら私がCOVID-19の件をまとめようかなと思いまして」

「ありがとうな。しかし、これはちょっと心が萎える集計だからな。やっているうちにネガティブになってしまう気がするから、俺がまとめるよ。みんなには担当病院の症例の変化とデバイス毎の売上推移を出してもらうから、よろしくな」

山田さんが石崎君に目配せをしています。

「なんだか良いですね、この職場。上司や先輩が率先して大変な仕事を引き受けてくれるなんて、すごい事だと思います」

「その方が気持ちが良いんだよ。ね、山田さん?」

「そうですね。難しい仕事を後輩に振れば、楽にはなりますが、心苦しく感じますね」

「ところで、少年。お前、また俺の悪口を言ってなかったか?

「えっ、ま、まったく心当たりがないですけど・・・」

「本当か? さっきも部長室でくしゃみが止まらなかったんだよなぁ」

「課長、それってまさか?」

「だ、大丈夫だよ! 今朝検温したときは36.5度だったし、喉も痛くないし、咳もないからな」

「みなさん、ちゃんとマスクをつけましょう!」

「俺をばい菌みたいに扱うなっつうの!!」


ひとりごと

この一斎先生のご指摘は、腹に落ちますし、ちょっと耳が痛いですね。

なるべく大変な仕事は自分が引き受けるという意識を持てば、その仕事をしている間、心は爽快であるような気がします。

逆に、難解な仕事を他人に振って、自分が楽をしている時は、心は晴れません。

面倒な仕事を進んで引き受けることで、自らを鍛錬していきましょう!!


【原文】
人と事を共にするに、渠(かれ)は快事を担い、我れは苦事に任ぜば、事は苦なりと雖も、意は則ち快なり。我れは快事を担い、渠は苦事を任ぜば、事は快なりと雖も、意は則ち苦なり。〔『言志晩録』第243条〕

【一日一斎物語的解釈】
人と一緒に仕事をする際、相手に愉快な仕事をやってもらい、自分は辛い仕事を引き受ければ、仕事自体は辛いかもしれないが心は愉快である。相手に辛い仕事を任せて、自分が楽しい仕事をすれば、仕事は楽しいかも知れないが、心は苦しくなるであろう

【所感】
自分の嫌な仕事、難しい仕事を敢えて引き受けることで、自己貢献感を抱くことができ、心は満たされる。


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第1876日 「ピンチ」 と 「ポジティブ」 についての一考察

今日の神坂課長は、BestFaceというインサイドセールスのツールをつかって、A県立がんセンター消化器内科の多田先生と会話をしているようです。

「多田先生、映ってますか?」

「おお、なんだかみすぼらしいおっさんが映ってるぞ」

「あ、それは私じゃないですね。混線でもしてるのかな?」

「お前だよ!」

「わかってますよ。今から今度デモで使ってもらうデバイスのプレゼン資料を画面に出しますね」

神坂課長は共有画面にパワーポイントの画面を出して説明をしたようです。

「一応、お見積りも作りました。これです」

「今使っているものより安いのか?」

「価格は上がりますが、使用回数が増えますので、結果的には収益改善につながるはずです」

「なるほど」

「先生、右下にあるDLボタンを押してください。この見積りが先生のPCにダウンロードされますから」

「おお、これか。へぇ、便利じゃないか。COVID-19が収束した後もこれでいいぞ。これだとお前の顔もそれほど見ずに済むしな」

「冷たいことを言わないでくださいよ。私はお客様の心に寄りそう営業を心掛けていますから、対面営業が基本です。これは急ぎのときや、先生か私が出張中の際に活用できたらいいなと思っています」

「面倒くさい奴だな。しかし、ITの進歩は目覚ましいな。どいつもこいつも経済が破綻するとか言うが、こうやってITを活用すれば、ある程度ビジネスは回せるはずだよな」

「はい、たしかに我々営業にとっては今は厳しい局面で、新規開拓は不可能に近くなっています。でも、それで気づいたのです。いかに自分たちは新規にばかり目を向けすぎていたかを」

「つねに新規を追いかけて数字をつくる企業は生き残れないな。それは病院も同じで、いかにリピートしてもらうかが重要なんだよ」

「そうですね。ピンチだピンチだと騒いでも何も変わりません。今は既存の大切なお客様との間で何ができるかを考えます」

「そうだな。このツールは患者さんとの間でも使えるかも知れないな。ただ非対面で会話ができるだけでなく、資料をやりとりできるのがいいな」

「このサイトの右上の企業のホームページがあるので、そこから資料もダウンロードできます。でも、もし必要なら私が資料を集めてお持ちしますよ。他の会社にも同じようなツールはありますから」

「いいよ、無理するな。お前との商談は今後全部これでいこう」

「多田先生、そんな寂しいこと言わないでくださいよ」

「そうだ、今度お前が来たら渡そうと思っていた本があったんだ。お、これこれ、この本だ。アマゾンで買ってくれ」

「いやいや先生、近いうちに行きますから、貸してくださいよ」

「話はこれだけだな? じゃあな」

「うわっ、一方的に切断されちゃった。なんか、ピンチをチャンスに変えたつもりが、かえってピンチになった気がするなぁ・・・」


ひとりごと

いまやCOVID-19の世界的な流行によって、”STAY HOME”が合言葉となっています。

そこに志村けんさんの急死も重なり、多くの日本国民にも不要不急の外出を控えようという意識が高まってきたようです。

その影響で、在宅ワーク、いわゆるテレワークやZOOM会議などが一気に広まってきたようです。

元々営業の世界では、欧米を中心に”インサイドセールス”が普及しており、ここではお客様への一時対応はWEB面談ツールを使うことが一般的です。

COVID-19が収まった後には、対面営業と非対面営業のバランスがあらたな課題として重要になってくるかも知れませんね。


【原文
人は苦楽無き能わず。唯だ君子の心は苦楽に安んじて、苦なるも苦を知らず。小人の心は苦楽に累(わずら)わされて、楽なるも楽を知らず。〔『言志晩録』第242条〕

【意訳】
人間であれば必ず苦楽を経験するものである。ただし、君子と呼ばれる立派な人は、その苦楽の中に心の平静さを保つので、苦を苦だと思わない。一方、小人つまり普通の人は、苦楽に一喜一憂して、わが身に楽があることに気づかないものだ

【一日一斎物語的解釈】
仕事で成果を上げる人は、苦境のときこそポジティブに考えて行動できる人である。


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