一日一斎物語 (ストーリーで味わう『言志四録』)

毎日一信 佐藤一斎先生の『言志四録』を一章ずつ取り上げて、一話完結の物語に仕立てています(第1066日目より)。 物語をお読みいただき、少しだけ立ち止まって考える時間をもっていただけたなら、それに勝る喜びはありません。

江戸末期、維新を成し遂げた志士たちの心の支えとなったのが佐藤一斎先生の教えであったことは国史における厳然たる事実です。
なかでも代表作の『言志四録』は、西郷隆盛翁らに多大な影響を与えた箴言集です。

勿論現代の私たちが読んでも全く色褪せることなく、心に響いてきます。

このブログは、『言志四録』こそ日本人必読の書と信じる小生が、素人の手習いとして全1133章を一日一章ずつ拙い所感と共に掲載するというブログです。

現代の若い人たちの中にも立派な人はたくさんいます。
正にこれから日本を背負って立つ若い人たちが、これらの言葉に触れ、高い志を抱いて日々を過ごしていくならば、きっと未来の日本も明るいでしょう。

限られた範囲内でも良い。
そうした若者にこのブログを読んでもらえたら。

そんな思いで日々徒然に書き込んでいきます。

第2530日 「感情」 と 「理性」 についての一考察

今日のことば

原文】
心を霊と為す。其の条理の情識に動く、之を欲と謂う。欲に公私有り。情識の条理に通ずるを公と為し、条理の情識に滞るを私と為す。自ら其の通滞を弁ずる者は、即便(すなわ)ち心の霊なり。〔『言志後録』第19章〕

【意訳】
心は霊妙である。その心の中にある理性が感情によって影響を受けると欲が生まれる。欲には公欲と私欲がある。感情が理性によって適切に抑制されているときは公欲となり、感情が理性で制御できていない状態が私欲となる。この二つをいかに区別できるかは心の霊妙な働きによるものである

【一日一斎物語的解釈
欲望がすべて悪いわけではない。人は無欲にはなれない。私欲を抑え、公欲を発揮すればよい。そのためには感情を理性で制御できるように心を鍛錬するしかない。


今日のストーリー

今日の神坂課長は、大累課長とランチ中のようです。

「神坂さんは性善説派ですか? 性悪説派ですか?」

「それについては、前に佐藤部長とも話したことがあるんだけど、そう簡単にどちらかに割り振れるものでもないと思うんだよ」

「まぁ、それはそうでしょうけど、そこを敢て選ぶとすれば?」

「それなら、やはり性善説だろうな。俺は他人を疑って生きるというのは好きじゃないからさ」

「やっぱりそうですか」

「ところでなんでそんなことを聞くんだ?」

「最近のいろいろな事件をみていると、犯罪を犯す人が必ずしも悪人だとは思えないんですよ」

「そうだよな。世の中に本当の悪人なんて、そうは居ないんじゃないかな」

「そうですよね」

「例えば罪を犯して、『悪いことをした』と思う人は、本来は悪人ではないんだと思う。もちろん罪を犯した以上、犯罪者ではあるけどな」

「なんで悪いことだとわかっていながら、やってしまうんですかね?」

「どんな人にも大なり小なり欲があると思うんだよな。ただ欲には2つあって、自分を優先する私欲と世の中の為を考える公欲に分かれるんだ」

「なるほど」

「私欲が強い人は、公欲を抑え込んでしまって、もっと金が欲しいとか、もっと偉くなりたいとか自分のことばかりを考えてしまう」

「そうなることが幸せだと勘違いしているんでしょうね。本当は世の為、人の為に動いた時の方が幸せを感じることができるのに」

「本当だよね。欲という感情が理性に勝ってしまったとき、人は悪いことだと知りつつ罪を犯してしまうんだろうな」

「ウチの連中にはそうなって欲しくないですね」

「そのためには、俺たちが手本になるしかない。学びを活かして、公欲で私欲を克服するんだ」

「そうですね。私たちが私欲を優先しているのをみたら、失望するでしょうし、彼らも同じことを考えてしまうかもしれません」

「さっきお前が言ったように、公欲を充たしたときの喜び、達成感こそが幸せの原点だということに気づいてもらうしかないよな」

「ところで、人の上に立つ神坂さんが、ギャンブルをやっていて良いんですかね?」

「それな! だけど俺のギャンブルは金が欲しいからやっているわけじゃないんだけどさ」

「信じてもらえると思います?」

「思わない…」


ひとりごと 

すでに何度も書かせてもらっていますが、小生のような凡人は無欲にはなれません。

いや、そもそも無欲ではいけないのでしょう。

世の為人の為に自分を活かしたいと考える公欲をもつべきなのです。

そして、その公欲が充たされたとき、人は本当の幸せを噛み締めることができるのではないでしょうか?


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第2529日 「立志」 と 「不孤」 についての一考察

今日のことば

原文】
閑想客感は、志の立たざるに由る。一志立てば、百邪退聴せん。之を清泉湧出すれば、旁水(ぼうすい)の渾入するを得ざるに譬う。〔『言志後録』第18章〕

【意訳】
つまらないことを考えたり、くだらない感情を抱くのは、その人に志が立っていないからである。志が立てば、そうしたばかげた妄想邪念は起こってもすぐに消えうせるものである。それは例えば、清らかな泉が滾々と湧き出ていれば、傍流の水が入り込む余地がないという情景のようなものだ

【一日一斎物語的解釈
ひとつの仕事を成就させるには、しっかりとした志を立てることだ。志が立てば、一心不乱に仕事に打ち込み、つまらない邪念に囚われることはない。


今日のストーリー

今日の神坂課長は、YouTubeで「孔田丘一の儒学講座」を視ているようです。

「今日は寒かったですな。この歳になると寒さが一番堪えるんじゃよ」

「しかし、寒さに負けずに、今日も動画を配信するので、ぜひ楽しんでくださいな」

「突然だが、皆さんは既に志を立てておられるかな?」

「今の仕事で身を立てようと思うなら、志を立てることですぞ!」

「志とは迷った時に立ち戻る場所じゃ。どっちに進んでいいやらわからなくなった時は、志に尋ねるんじゃよ」

「そもそもしっかりと志が立って居れば、迷ったり、くだらん考えを起こすこともなくなるじゃろう」

「もちろん、短期的な利益に目がくらむこともなかろう!」

「いったいあなたは、今の仕事で世の中にどんな貢献をしたいのか? それを明確にすることが、志を立てるということじゃ」

「自分のためでも、家族のためでもないですぞ。世のため、人のために尽くさねばならん」

「それで高い地位を得られるか、あるいは高給取りになれるか、それはわからん」

「しかし、立派な志の下には人が集まるものじゃ。あなたの志が正しければ、必ず仲間ができる。それがあなたの人生を豊かにするんじゃ」

「まさに、『徳は孤ならず』なんじゃよ」

「だから、十年やっても仲間ができないようなら、その志が正しくなかったということになるんじゃよ」

「孔子は十五にして学問に志を立てた。そしてその志を七十年間も保ち続けた。だからこそ、今に名を残す存在となったのじゃ」

「何歳であろうと構わん! とにかく志を立てなされ!」

「おそらく志を立てて何かを始めると、最初に必ず逆風が吹く。その志をへし折ろうという強い逆風がな」

「しかしそれが実は天の与えた試練なのです。志を鍛え上げるために天が与えてくれた修業の場なのです」

「だから、逆風に負けず、邪魔されてもひるまず、初志貫徹、志を堅持しなされ!」

「ワシも儒の道に志し、もうかれこれ四十年が過ぎようとしておる。そして今、ワシの周りにはたくさんの朋友がいる。皆さんも我が友です」

「儒学を学び続け、人に語り続けてきたこの道のりは、決して間違ってなかったんじゃと胸をなでおろしておるところです」

「ちょうど年も変わり、心機一転のときじゃ! まずは志を立てるところから始めてみてはいかがかな?」

「では、そろそろ今日はおしまいとしますかな。道が凍り始める前に、灯油を買いに行かねばならんのでな」

「では皆さん、また来週お会いしましょう!!」

「唐突に動画を終らせるのは、2022年も変わってねぇな(笑)」

「よし、俺ももう一度、志を練り直してみよう!」


ひとりごと 

志を立てることこそ、仕事を成就する上で最も大切なことなのだと一斎先生は言います。

自分のために働く人より、世の中のために働く人の方が輝いているものです。

その輝きに惚れて、人が集まってくるのです。

人は志の下に集まるのです。

新選組が「誠」の旗の下に終結したように!


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第2528日 「不敬」 と 「過失」 についての一考察

今日のことば

原文】
過は不敬より生ず。能く敬すれば則ち禍自ら寡し。儻(も)し或いは過たば則ち宜しく速やかに之を改むべし。速やかに之を改むるも亦敬なり。顔子の過を弐(ふたた)びせず、子路の過を聞くを喜ぶが如きは、敬に非ざる莫きなり。〔『言志後録』第17章〕

【意訳】
人の過ちは慎まないことから生じる。慎むことを忘れなければ禍は自然と少なくなるものだ。もし過ちを犯したならば、すぐにこれを改めるべきである。すぐに改めることもまた慎みなのだ。顔回が同じ過ちを犯すことはなかったということや、子路が自分の過ちを指摘されることを悦んだという話などは、慎みをもつことの最たるものだ

【一日一斎物語的解釈
物事がうまくいかないなと思うときは、大概慎みの気持ちを忘れているときである。あらためて感謝の気持ちを思い出し、慎みをもってすべてに当れば、難局も必ず打開できる。


今日のストーリー

今日の神坂課長は、自宅で奥様と雑談中のようです。

「聞いてよ、イサム。私の嫌いな同僚がまた嫌がらせをしてきたのよ!」

「相変わらずなのか、その人とは?」

「もう生理的に合わないんだと思う。関係改善は不可能ね」

「なにがあったの?」

「元はといえば、私のミスだったんだけど、それをみんなに言いふらすのよ!」

「そのミスについては、ちゃんと謝ったのか?」

「先にその人にミスを指摘されて、ちょっと腹が立っていたから、覚えてないな」

「それはダメだろう。過ちはまず認めないとさ」

「でも、鬼の首を取ったかのような言い方をするのよ。あの人だってこの前、発注を忘れてみんなに迷惑をかけたのにさ」

たしかその人の方が年上じゃなかった?」

「年齢は53歳だから、はるかに上よ。でも、社歴は私の方が長いもん」

「人間同士のトラブルの根底には、人を敬う気持ちがないことが原因であることが多いらしいよ。まずは年上のその人を敬う気持ちを持つことじゃない?」

「あんな人、尊敬できるわけないじゃん!!」

「どんな人にも欠点はあるよね。だから、良い所を意識して探してみるといいよ。俺はそうやって関係改善がうまく行ったことが何度もあるからさ」

「あの人に良いところなんてあるかなぁ??」

「ミスしたのに素直に謝れないというのは、相手への敬意が薄れている証拠だよ」

「それはそうね。別の先輩に指摘されていたら、素直に謝ったはずだしね」

「そうだよね。このまま最悪の関係を続けるのも精神的に良くないだろう?」

「うん。あの人と一緒の日は朝から憂鬱!」

「ここは年下の菜穂から歩み寄ってみたら?」

「社歴の浅いあの人から歩み寄ってきてくれたら、私は受け容れるんだけどなぁ」

「そうやって矢印が相手に向いているうちは、お互いに自分を変える気がないってことだからな」

「たしかに、お互いに相手が悪いと思っていたら折り合えないわよね」

「そうそう! ここは菜穂が大人になってみない?」

「よし、わかった! 今回の件に関して、指摘してくれたことにお礼を言うところから始めてみるわ!」

「間違いなく職場の雰囲気が変わるよ!」

「うん、ちょっと楽しみになってきたわ!」


ひとりごと 

『論語』の有名な章句に、「過ちて改めざる、これを過ちという」とあります。

誰しも過ちはあります。

だからこそ、その過ちを素直に認めて、改善を図ればよいのです。

それができないのは、相手への敬意や慎みの気持ちが薄れているからだ、と一斎先生は指摘します。

他人の良い所に目を向けて、周囲の人に対する敬意を持ち続け、過ちてすぐに改める環境づくりを進めましょう!


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第2527日 「悩み」 と 「煩い」 についての一考察

今日のことば

原文】
人或は謂う「外物累を為す」と。愚は則ち謂う「万物は皆我と同体にして、必ずしも累を為さず。蓋し我れ自ら累するなり」と。〔『言志後録』第16章〕

【意訳】
人はときに「富貴名利などの外物に煩わされる」という。私は言う「すべての物は皆自分と一体であって、必ずしも煩いをなすものではない。思うに、己が自ら思い悩むだけである」と

【一日一斎物語的解釈
自分の周囲で起きた出来事に煩わされていると思ってはいけない。実際には悩みや煩いの原因はすべて自分の心の内にあるのだ。


今日のストーリー

今日の神坂課長は、営業1課の新美課長と「季節の料理ちさと」にやって来たようです。

「ここに来て、またオミクロンが増えてきましたね。第六波の到来なのかな?」

「何の話?」

「コロナの話に決まってるじゃないですか!」

「え、COVID-19ってまだ流行してたの?」

「いいよなぁ、神坂さんはノー天気で」

「お前さ、オミクロン株なんて風邪以下じゃないか。とりあえずマスクをつけて、しっかり手洗いとうがいをしていれば何の問題もないだろう」

「でも、病院を訪問する立場ですから、ウチから感染者を出したらマズいじゃないですか!」

「俺の知ってるドクターは、オミクロン株なんて、のど飴を舐めときゃ治るって言ってるぞ。病院によっては、熱があったらPCRをせずに帰しているところもあるらしい」

「私はそこまで楽観的にはなれないなぁ」

「誰が楽観的だよ。俺は科学的根拠に基づいてそう言ってるんだよ!」

「あー、いつになったら、コロナから解放されるのかなぁ」

「お前みたいな心配性の奴は、COVID-19が終われば、また次の悩みのネタを見つけて来るんだよ!」

「悩むのが趣味みたいに言わないでくださいよ!」

「実際、そうだろ! だいたい人間の悩みなんてものは、全部自分の心が作り出しているものなんだよ。自分の心で作り出したものなんだから、自分で消し去ることもできるはずだろ!」

「そんな簡単なものじゃないですよ」

「お前はCOVID-19の害悪ばかりを言うけど、COVID-19のお陰で改善されたことだってあるだろう。すべてはプラマイゼロなんだよ」

「はいはい、神坂君、そこまで! 新美君はあなたと違って、そんなに割り切れないのよね?」

「はい。神坂さんは超がつくノー天気ですから、ついて行けません」

「うるせぇババアが口を挟んできやがった」

「え、何か言った?」

「なんでもないよ。ママ、今日のおススメは何?」

「広島産の牡蠣が入ったわ。生でも食べれるわよ」

「生ガキか、いいね。新美も食べるだろ?」

「いや、牡蠣は以前中ったことがあるので…」

「ほらね、ママ。こいつはこうやって一生心配し続けるんだよ(笑)」


ひとりごと 

どんな物事にも、プラスの面とマイナスの面があるのではないでしょうか?

悩みごととは、何かをマイナス面でとらえた時に起る感情に過ぎません。

そうであるなら、なるべくプラス面を見て、ポジティブに物事を捉えたいものです。

どんなにあがいても、我々素人の力で新型コロナウィルス感染症を撲滅することは不可能でしょう。

密を避け、マスクをつけ、手洗いとうがいを励行しつつ、通常通りの生活をしませんか?


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第2526日 「なすべきこと」 と 「なさざるべきこと」 についての一考察

今日のことば

原文】
凡そ人の宜しく急に做(な)すべき所の者は、急に做すことを肯(がえん)ぜす、必ずしも急に做さざる可き者は、卻(かえ)って急に做さんことを要(もと)む、。皆錯慮(さくりょ)なり。斯(こ)の学の如きは、即ち当下の事、即ち急務実用の事なり。「謂う勿れ、今日学ばずとも来日有り」と。讌(えん)を張り客を会し、山に登り湖に泛(うか)び、凡そ適意遊観する事の如きは、則ち宜しく今日為さずとも猶お来日有りと謂う可くして可なり。〔『言志後録』第15章〕

【意訳】
大概、人は急ぎでやるべき事は急いでやろうとしない。必ずしも急ぐ必要のない事を先にやろうとする。まるで反対のことをしている。儒学はいまここに急務とすることを処理する学問である。朱子は『今日学ばずとも明日があると言うな』と言っている。酒宴を催したり、客を集めたり、山に登ったり、湖に舟を浮かべたりするような、総て思いのままに遊び回るようなことは、今日なやらなくても、明日があると言っても良いだろう

【一日一斎物語的解釈】
限りある時間の中で仕事を成就するには、すぐにやらなくて良いことを切り捨て、今すぐやるべきことにすぐに取り掛かることである。「明日からやります」というような人間には何事もままならない。


今日のストーリー

今日の神坂課長は、営業2課の石崎君と同行しているようです。

「課長、ちょっと休憩して、一服させてもらっていいですか?」

「なんだよ、お前、まだ煙草を吸ってるのか?」

「はい」

「煙か? 電子か?」

「電子煙草を吸うくらいなら、煙草をやめますよ」

「なんで、『決まった』みたいな顔しているんだよ。そんなセリフ、カッコよくもなんともないぞ」

「そうですか? 初志貫徹で良いと思うんですけど」

「そもそもの初志が間違っているんだ。そんなものを貫徹したところで、何の意味もないよ!」

「とにかく、一服させてください」

石崎君は、一本吸って戻ってきました。

「お前、仕事ができる男になりたいんじゃなかったか?」

「そりゃ、なりたいですよ!」

「それなら、今やらなくて良い事は後回しにして、今やるべきことに注力することだな。そういう意識で仕事をすれば、デキる男になれるさ」

「今やるべきことって何ですか?」

「煙草を止めることだよ。周りに迷惑をかけるし、自分自身をも蝕んでしまう煙草を止めることこそ、今すぐお前がやることじゃないかな」

「では、やらなくて良い事って何ですか?」

「煙草を吸うことだ」

「どっちも仕事じゃなくて、煙草の話じゃないですか!」

「五体満足でなければ、良い仕事はできないんだ。煙草はあらゆる消化器癌の主要因なのは、お前も知っているだろう?」

「・・・」

「今すぐ煙草を止めて、浮いた金で本を買って読め! そうすれば、お前は間違いなく一流の営業人になれる!」

「課長、煙草はストレス解消には一定の効果があるんです…」

「だから何だよ?」

「あんまり私にストレスを掛けないでくれれば、煙草を止められるかも知れません」

「他人のせいにするな!!」


ひとりごと 

私たちは、わかっていながら、今やらなくて良いことをやり、今やるべきことを後回しにします。

実は、当たり前のことを当たり前にやることこそ、大変なことなのです。

孔子は、”偉大なる平凡人”と称されることがあります。

これは、孔子という人が、当たり前のようにやるべきことをやり、やらなくて良いことをしない人だったからでしょう。

偉大な人とはそういうものなのかも知れませんね。


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プロフィール

れみれみ