原文】
人の賢否は、初めて見る時に於いて之を相するに、多く謬(あやま)らず。


【訳文】
人の賢か愚かは、最初に視た時の印象というものが、たいてい間違いがない。


【所感】
人の評価は第一印象で決まってしまうものだ、と一斎先生は言います。


ここも見る側からの視点、見られる側からの視点と2つの見方で考えてみます。


まず見る側の視点としては、第一印象すなわち直感をある程度信用せよ、
ということです。


人間の判断力は我々が思っている以上に優れているのかも知れません。


言葉、顔色、態度などから総合的に下す判断は概ね正しいことが多いようです。


次に見られる側の視点に立つと、結局心の在り方がそのまま言葉や表情に
現れてしまうので、心を正すことが肝要であるということになります。


昨日も触れたように、心の在り方を正すことが大切であり、
人間関係を良好に保つ根本であるということです。



そして、心の在り方を正すために、私たちは学び続けなければいけないようです。