今日の神坂課長は出社早々、総務部の大竹課長のところにやってきました。

「タケさん、ちさとママの料理のお陰で熟睡できました! こんなに目覚めが快調なのは、何年振りだろう!」

「そんなに効果てきめんだったの?」

「はい。昨日はママの言うとおり、家に帰ったらすぐに風呂に入って、本も読まずに寝たんです。そうしたら、朝、目がパチッと覚めて、二度寝することもなく布団から出ることができたんですよ!」

「なんだ、朝からやかましいな」
西村部長が出社してきたようです。

「おはようございます。西村さん、食事で眠りがガラッと変わるという体験をしたんですよ!」

神坂課長は昨日の経緯を話しました。(詳しくは第1470日の投稿をご覧ください)

「ほお、さすがはちさとママだね」

「はい。お陰で、食事と睡眠がどれだけ大切かということがよくわかりました」

「そうだな。結局、良い食事をして、良い睡眠をとれば、良い仕事ができるだろうからね。そういう意味では、睡眠と食事に気を遣うことは、会社に大きな貢献をすることになるのかもな」

「なるほど」

「昔から、睡眠と食事を節制することは親孝行にあたる、とも言われるからね」

「親孝行ですか?」

「そうだよ。親はいくつになっても、子供が元気であることを望んでいるものだからね」

「そうですね。ところで、タケさん。さっきから何をニヤニヤしているんですか?」

「え、いやね、安ーい寝具でも熟睡できたんだなぁと思ってさ」

「またそれを言う! 部長、この失礼なオッサンを叱ってください」

「よし、わかった。じゃあ、ちさとママに電話して、今度大竹君と神坂君がお店に行ったら、嫌味を言わなくなる料理と毒舌が治る料理を作ってくれるように頼んでおくよ!」


ひとりごと

朝、気持ちよく目覚めることができれば、まちがいなく仕事もはかどりますね。

ところで、良い睡眠のためには、睡眠時間を多く取るだけでは駄目で、食事も重要なようです。

良い食事を取り、良い睡眠を取れば、良い仕事ができる。

それはそのまま御両親を喜ばせることにもなるということでしょう。


【原文】
能く寝食を慎むは孝なり。〔『言志後録』第93章〕

【意訳】
よく睡眠をとり、食事を節制することは、孝行になるのだ

【ビジネス的解釈】
睡眠と食事に気を遣うことは、それだけで会社に貢献することになる。


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