今日のことば

【原文】
身労すれば則ち心逸し、身逸すれば則ち心労す。労逸は竟に相離異せず。〔『言志耋録』第95条〕

【意訳】
身体を働かすと心は安逸となり。身体を安逸にすると心は却って疲れ苦しむ。労と逸とは相関関係にあり、切り離すことができないものだ

【一日一斎物語的解釈】
適度な運動は身体だけでなく、心も健康にする。


今日のストーリー

今日の神坂課長は、大累課長とランチ中のようです。

「おい、大累。お前、ちょっと太ったんじゃないか?」

「え、バレました。5kg 行っちゃいました!」

「マジで?! それはダメだろう!」

「そういう神坂さんも太った気がしますよ」

「俺は測っていない」

「見立てでは、7~8kgは行ってますよ」

「そんなに太ってるわけないだろ! でもさ、身体が太ると頭もボ~っとしてくるよな?」

「それは8kg以上太った人の症状ですな」

「そんなわけないだろ! そういえば、一斎先生が、『適度に身体を動かした方が心は休まり、身体を休ませると心はかえって疲れる』と言っている。わかる気がするな」

「健全な精神は、健全な肉体に宿る、って言いますからね」

「そういうことだな。本当はジョギングでもすれば良いんだろうけど、この暑さじゃなぁ」

「死にますね」

「夜、歩くにしても暑いぜ」

「しばらくは熱帯夜が続きそうですしねぇ」

「お互い、やらなくて済む言い訳を考えているようじゃ、こりゃダメだな。(笑)」

そこにお店のおかみさんが料理を運んできたようです。

「はい、お待たせ。特盛ランチ2つね」

「と、会話していながら、お互いに特盛ランチだもんな」

「わかっちゃいるけど、やめられないんです」

「とりあえず食べてから考えるか?」

「そうしましょう!!」


ひとりごと

調えるべきは、心が先か身体が先か?

一斎先生の答えは明快です。

身体を適度に動かし疲れさせた方が、心は健全になるのだ、と。

ステイホームの悪影響として、運動不足に陥っている人は多いはずです。

お互いに気をつけましょう!!


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