今日のことば

【原文】
「学んで優なれば則ち仕うる」は做し易し。「仕えて優なれば則ち学ぶ」は做し難し。〔『言志後録』第218章〕

【意訳】
学んで余力があれば仕官する、というのは実行し易いが、仕官して余力があれば学ぶ、というのは実行し難いことである

【一日一斎物語的解釈】
仕事をしながら学ぶことは容易ではない。だからこそ、その学びが仕事や人生を潤すのだ。


今日のストーリー

仲良し同期三人組が仕事終りに食事をしているようです。

「カミサマが最近やたらと読書を勧めてくるんだけど、平日は忙しくてなかなか本を読む時間がないよね?」

「といいながら、こうして食事をしているけどね!」

「ゼンちゃん、この時間は俺の人生にとっては大事な時間なんだ。読書よりよっぽどね!」

「ザキは、読書と仕事をどういうふうに結びつけているの?」

「ガンちゃんらしい難しい質問だなぁ。実はそこがイマイチ結びついていないかもしれない」

「神坂課長って、読書をするようになって、人が変わってきたと言ってたよね。それは何故だと思う?」

「本を読んだことを実践しているからかな」

「うん、僕はそう思う。本で読んだことを実践してこそ、読書が活きるんだよ」

「与えられた時間はみんな同じはずだよね。カミサマは本が読めるのに、ザキが読めないのは何故だろうね?」

「家に帰るとゲームをやったり、Youtubeを視てしまって、気づいたら深夜2時なんてことが多いんだよね」

「うん。誘惑は多いよね。だからこそ、それに打ち克って読書時間を創ることで、仕事も人生も充実したものになると信じたい!」

「そうだよなぁ……」

「別に毎日読書をしなくても、曜日を決めたらいいんじゃない?」

「あぁ、それはいいね。土日は遊びたいから、月~水あたりは読書の時間にしようかな?」

「ガンちゃんはどうしてるの?」

「僕は毎朝5時に起きて、7時までの2時間を読書に当てているんだ」

「毎日か! ここがガンちゃんとザキの違いだね!」

「そういうゼンちゃんは、どうなんだよ?」

「僕は夜型なので、深夜0時から2時までが読書タイムだね」

「えっ、ゼンちゃんも毎日か? 俺だけ置いていかれるなぁ……」

「ザキも頑張って毎日読書する?」

「いや、まずは月から水の3日間にする。最初から無理をすると続かないからね!」

「……」


ひとりごと

人間にとって時間は有限であり平等です。

それなのに時間を有効に使える人とそうでない人がいます。

その差は、自分を磨こうとする意志の違いでしょう。

そして、この差こそが人生そのものに彩りを添えるか否かを決定するのです。

人生学ぶに如かずです!


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