今日のことば

【原文】
周易は両呂の復古自(よ)りして、朱子其の本を用う、亦見る有り。程伝は則ち名は伝注なるも、而も実は経と亜(つ)ぐ。書本の古今を論ぜず。最も高し。〔『言志後録』第230章〕

【意訳】
『易経』は、宋の呂大防と呂祖謙の二人が『周易古経』を著して、経と伝の分巻を復活させたが、さらに南宋の朱熹はそれを本に『周易本義』を著した。これらの書物は学ぶに値するものである。程伊川の『易伝』は、その名は伝(注釈)となっているが、実際には経書に準ずるほどの作品である。書物については古今は関係なく、ここに挙げた書籍は最高の書物と言えるものである

【一日一斎物語的解釈】
読書をするなら、「売れている本」ではなく、「売れ続けている本」を読め。


今日のストーリー

仲良し同期三人組が本屋さんにやって来たようです。

石崎「ガンちゃん、何かおススメの本はないの?」

願海「僕の大好きな『夢をかなえるゾウ』の最新刊が出たので、それは買おうかなと思ってるんだ」

善久「面白いの?」

「うん。すごく勉強になるし、新人時代にこれを読んで、そのまま実践したらうまく行ったこともたくさんあったよ」

「マジで! それを買おうかな?」

「まだ読んでないなら、文庫になっている最初の巻から読んだ方がいいかもね」

「うん、そうする。文庫のコーナーに行ってみよう!」

「ザキ、あったよ。これじゃない?」

「あ、本当だ、あれ、3冊あるね」

「うん。文庫で3冊、それ以外に4と0があるから、全部で5冊あるよ」

「へぇー、シリーズになっているということは面白いんだろうね」

「間違いないよ!」

「そういえば、カミサマが言ってたな。本を選ぶなら今売れている本を買うのではなく、売れ続けている本を買って読めって」

「神坂課長はさすがだね。僕もそれには大賛成だな」

「売れ続けている本って、この前買った『修身教授録』みたいな本ばかりだと思ってた。ああいう本ばかりだと脳が疲れちゃうんだ。でも、これなら小説だし、俺でも読めそうだ」

「うん。すぐに読めるよ」

「あれ?」

新刊のコーナーに戻っていた善久君が驚いた表情でこちらを見ています。

「どうしたのゼンちゃん?」

「ちょっと来て!」

新刊コーナーにある大きなポスターを指さしています。

「あっ、これってあの本の続編って書いてあるよ」

「知らなかった! もうすぐ発売になるんだね。これは絶対に買うよ」

「まさに売れ続けている本の続編だもんね」

「予約していこうか?」

石・善「そうしよう!!」


ひとりごと

ストーリーの中で3人が見つけた書籍は何かおわかりでしょうか?

人間学を学んでいる皆様ならご承知かと思いますが、不朽の名著であり、小生が無人島に持っていくならこの本と決めている『修身教授録』の続編が発売になります。

この時代に続編が読めるとは驚きました。

そしてすぐにamazonで予約しました。

これぞ、売れ続けている本の代表といえる本です。

皆様もお買い漏れがないようにしてくださいね!


続修身教授録